人手不足

人手不足解消は飲食店の永遠のテーマかもしれません。しかし職場環境の改善が出来ればかなりの変化が期待できると考えています。

自分の働いていた職場では上の意見は絶対みたいな空気が蔓延していて店長が上司に意見を言えない?言わない?事が通常でした。

配膳の時もアルバイトの時も仕事は好きでしたが『社員にはなりたくない』『仕事が楽しくなくなりそう』という印象を強く感じました。高校生も大学生もアルバイトを探すときに飲食店で働く事は少なくはないはずです。大学4年間勤務してくれる学生さんや会社によっては10年以上勤務しているフリーターもいます。仕事が嫌いならそこまでは続けることはないと思います。しかし飲食店の社員さんの待遇が悪い為に一緒に仕事をしている社員さんを尊敬できない。この現状を社長さんやオーナーさんが真摯に受け止めて真剣な改善する。社員さんは自分の仕事に『誇り』と『自信』を持つ。

そのために必要なのは

①『トップダウン』だけではなく『ボトムアップ』の意見を積極的に取り入れる。

店長をはじめとした現場のスタッフが環境改善の試みを積極的に提案して常にいるスタッフが仕事をやりやすい環境を作る。

②能力給の導入

飲食店だけではなく仕事をしていれば『向き不向き』は出てしまいます。また、理由をつけてさぼる人も残念ながらいます。客観的で明確な基準の昇給システムを構築して社員でもアルバイトでも能力給を付け て収入の差をつけないと『頑張っている人』や『結果を出している人』が冷遇されることになります。そしてこれが一番の肝ですが不向きな人もさぼる人も『向いてる人』『結果を出している人』の仕事ぶりはわかっています。何度か店長をして店の貢献度が高いスタッフの時給を上げたことがあります。全スタッフに共有しても文句などは一切ありませんでした。

他にも店舗ごとで色々改善できることはあると思いますが大きな変化はこの2つで十分に起こると思います。

アルバイトが社員になりたいと思うお店作り。大切な事だとおもうます。

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